炭水化物・オメガ6・トランス脂肪酸を減らしてたんぱく質といい油(オメガ3、オメガ9、ステアリン酸など)をたくさん摂って健康になろう!

Eat ButterってTIMEの表紙(2016, 6/17)を飾ってたんだね。

一時期、デーブスコットや今は亡き鈴木その子などを参考にした、「あぶらを減らしたヘルシーな食事」で


こんなになってました。でも、マフェトン理論を参考に、炭水化物を減らし、(脂肪を含んだ)肉・卵・魚・ナッツ・チーズ・豆腐・納豆を財布の許す限りガンガン食べて、一年もかからずに元

に戻りました。とても同一人物とは思えませんが、同一人物(本人)です。あ、残念ながらおならは臭くなります。ガンマGTP、中性脂肪、LDLコレステロールとかは下に振り切れそうな値になってびっくりすること請け合いです。服は全部だぶだぶになって着れなくなります。

ちょっと解説ですが、人類必須の栄養(これを摂取しないと病気になる)は、


必須アミノ酸
必須脂肪酸
ビタミン
ミネラル

で、必須炭水化物というものはない。つまり、炭水化物は食べなくても病気にならない。脳の栄養はグルコースだけだから炭水化物を食べなくてはいけないは間違い。グルコースは脂肪やたんぱく質を分解して作ることができる。炭水化物は最も安く、早く人間を太らせるための食物である。

で、具体的には?

たんぱく質(必須アミノ酸が含まれている、財布の許す限り増やせ)

オメガ3(必須脂肪酸、増やせ):アルファリノレイン酸、DHA、EPAなど。くるみ、アーモンド、ブロッコリー、サバ、サンマ、鶏卵、魚卵とか。

オメガ9(必須ではないが、バランス上増やせ):オレイン酸。エキストラバージンオリーブオイル、獣の肉など。

ステアリン酸(必須ではないが、増やして問題なし):獣の肉の脂身など(もちろん飽和脂肪酸だが問題なし)。

オメガ6(必須だけど取りすぎなので減らせ):リノール酸など。サラダ油、豆腐、納豆とか(LDLは下がるが、HDLも下がるのでNG。豆腐・納豆はコストパフォーマンスやたんく質・ビタミンなどトータルで悪くないと思い食べてる)。

トランス脂肪酸(極力避けろ、ガン・心臓病、アレルギーの原因とも言われ、欧米ではこんなもの食う人はいない):ショートニング、マーガリンなど。常温保存の菓子類とか。

精製された炭水化物(肥満・脂肪肝・糖尿病の一因、がんばって減らせ):白米、普通のパン、うどん、ラーメン、普通のパスタ(日本人は炭水化物中毒が多い。できれば玄米、全粒パン、全粒パスタ、ソバなどに変更)

精白糖:肥満・脂肪肝・糖尿病・精神病など万病の元、極力避けろ。料理の味付けで入っている場合などはある程度仕方がないが、自分で金を払ってジュースを買うなど言語道断。

マフェトン理論を紹介してくれたのは小玉齊明君です。命の恩人だと思っていますが、あまり御礼はしていません。いつか何かしないとな。

素人の言うことは信じられないという、俺々詐欺に引っかかりにくそうな方は、たとえば日本脂質栄養学会のウェブサイトへ。

あるいは、大櫛ら(2019)、超低糖質食評価研究から見えてきた食事指導の問題点、J. Lipid Nutr, BVol. 19, No. 1, pp 53-58。超低糖質食の長期安全性に全く問題ないことを示してくれている。私が言っても説得力がないかもしれないが、医学部の学者が査読付き論文に書いてるんだから少しは説得力もあろう。

なお、最近、

牛や豚の肉をたくさん食べる男性は、ほとんど食べない男性に比べ、糖尿病を発症するリスクが42%高まることが分かったと、黒谷佳代国立国際医療研究センター上級研究員らのチームが21日、発表した。英栄養学誌電子版に論文が掲載された。−中略−黒谷研究員は、牛や豚に含まれる鉄や飽和脂肪酸が、血糖値を抑えるインスリンの分泌に悪影響を与えているのではないかと分析。「牛や豚ばかり食べている人は、一部を鶏や魚に代えてバランスの良い食事にしてほしい」と話している。女性は月経で鉄分を失うことから、肉に含まれる鉄の影響が出ない可能性が考えられるという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130521-00000055-jij-sctch

というとんでもないニュースが流れた。何がとんでもないかというと、まず、女性は肉を食えば食うほど一目瞭然で糖尿病の発症リスクが下がっているが、関係ないといっている。また、男性でもある程度肉を食ったほうが発症リスクは少ないが無視されている。p値で言ってるからあながち嘘ではないけど。それはともかく、一番の問題は、

「この研究では、分析にあたって、肉類摂取以外の糖尿病発症に関連する要因(肥満度、喫煙、飲酒、身体活動、高血圧歴、コーヒー摂取、糖尿病の家族歴、マグネシウム摂取、カルシウム摂取、米摂取、魚摂取、野菜摂取、清涼飲料摂取、エネルギー)の影響ができるだけ取り除きました。」

である。肉を増やして炭水化物を減らすと体脂肪率が減る。また、血糖値が上がらずインスリンの生産が減って膵臓が元気になり、2型糖尿病のリスクは減るわけで、その痩せた影響も取るは、米摂取の影響も取るはでは困ってしまうな。税金を使ってやってるんだから、何もしない生データを見せて欲しいものだ(2013, 5/22現在フルペーパーにはアクセスできないので載ってるかどうかわからない)。きっと赤肉を食えば食うほど糖尿病の発症リスクが下がるすばらしいデータが得られているに違いない。

で、なぜ困るのか不思議でたまらないが、それでは困るのでいろんな補正をやって、とうとう赤肉を食うと糖尿病になるぞという統計的に有意な結果を出し、さらに、女性のリスク減少も統計的に有意でないと言うことに成功したのでインパクトファクター付の論文誌に投稿してめでたく掲載され、誇らしげにプレスリリースしたわけである。投稿する前に、その補正が統計的に正しいかを統計的に検定して欲しかったものだが。

さらに、肉の種類的には、赤肉(牛・豚)・加工肉(ハム等)・鶏肉を比較し、赤肉だと有意に1.4倍、加工肉や鶏肉だとその傾向はみられないとしているが、赤肉は15-83 gで比べているのに、加工肉は0-15 g、鶏肉は0-20 gで比べている。赤肉の20 g、あるいは、15+20の35 gくらいでいえばリスク0.99倍だ。加工肉の15 gは1.10倍、鶏肉の20 gは1.07倍。おかしいじゃないか。めちゃくちゃじゃないの?同じ食いごたえ、あるいは、同じ腹持ち、最低でも、同じ熱量に換算して比較しないとわからないでしょ?

明らかに結果ありきの研究である。「日本人の」で逃げているところがまた何ともいやらしい。何がバランスだ。そんなことを言うから肥満や糖尿病が増えてるんじゃないか。まあ、魚を食えというのはいいと思うが、それにしても放射能や有機水銀に汚染されてないやつにしないといかん。

Kurotani, K. et al. (2013), Red Meat Consumption is Associated wuth the Risk of Type 2 Diabetes in Men but Not in Women: A Japanese Health Center-based Prospective Study, British J. Nutrition, doi/10.1017/S0007114513001128

国立国際医療研究センターはまた、低炭水化物食だと死亡率が高くなるという研究結果も出している。そんなに国民を病気にしたいのか?まあ、確かに医療ビジネスは儲かるだろうけど...儲かればいいのか?それじゃーメガソーラー作ってるやつらと一緒だぞ!

百歩譲ってその論文が正しいとしても、

これで長生きするくらいなら

これで早死にしたほうがましだよ。

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